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全くその気が無かった人妻が口説かれ、堕ちていく(初めての屈辱 裸のゲラゲラポー)

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全くその気が無かった人妻が口説かれ、堕ちていく(序章)

どうしてこうなってしまったのか?

私は子供の頃から異常にプライドが高くて、例え相手が教師であっても
他人に屈することが我慢できなかった。
そのような面倒な性格になったのは、恐らく幼少時の環境に原因があると思われる。

物心ついた時には既に父が居なくて、私は母の女手ひとつで育てられた。
余裕のない暮らしではあったが、綺麗で優しい母のことが大好きだったため
母との二人暮らしは決して悪いものではなかった。
それでも、やはり不満も出てくるものだ。
母は保険のセールスで生計をたてていたため、幼い私の手を引いている時でさえ
近所の人たちと出くわせば、必要以上にペコペコと頭を下げる。
母のそんな姿を目にするたびに、幼心にも胸の奥がキリキリと痛んだ。
特に、小中学校時代の多感な時期には、酷いものだった。
同級生の中には母の顧客の家の子たちも居たため、
彼らに母のことを馬鹿にされて、丸一日母と口をきかないなんてことも、しばしばあった。

そんな時、母は毎回必ず同じセリフを言った。
「美佐ちゃん、今はとにかく勉強をするの。勉強さえできれば誰にも馬鹿にされなくなるから」
「とにかく良い大学に行くの。良い大学に行けば、もしも、お母さんのことで、美佐ちゃんを馬鹿にする人が居たとしても、
 みんな表面上の言葉では色々言ってても、心の奥底では必ず美佐ちゃんのことを尊敬してるから」

そして、母の台詞の最後は、
「お母さん一生懸命働いて、美佐ちゃんが好きな大学へ行けるうように頑張るからね!」
で締めくくる。
私はその言葉を信じて猛勉強した。

しかし、当然のことだが、大学進学までの道のりには、下らない誘惑や邪魔な障害も多々ある。
頭の良さだけでなく、見た目まで整った顔立ちに生まれた私は異常に男にモテ囃されたからだ。

勢いだけのお調子者、スポーツ自慢の低脳な男や見た目だけのスッカラカン男だけでなく
オタク系の男まで、様々な男達が必死になって私に群がった。
人数が多すぎて、彼らをいちいち相手にするのも面倒なので、
その度に私は言ってやった。

「貴方達の中で私に勝てる人が居る?
 もしも次の試験で私に勝つ人が居たら、その人と付き合ってあげる」

そのせいかどうか分からないが
私の居るクラスは、いつも他のクラスよりも平均点が異常に高く
担任は常にほくほく顔だった。

高校も3年になった時、
母は苦労して稼いだお金を私の塾や予備校の費用に充てようと言い出した。
この時、初めて私はお金の使い道で、母に文句を言った。

「馬鹿にしないでよ!私をなんだと思っているの!」

受験のために高いお金を払って塾に行くなんて
私に頭の悪い人達と同じことをしろって言うの!
大好きな母に馬鹿にされたように感じて、無性に腹が立った。

結局、私は、塾など一切行かずに、現役で東京大学へ入学することができた。
この時、
人間は育ちではなく、”頭の良さ”が一番なんだとシミジミ思ったものだ。
そして、その”頭の良さ”をたった一言で推測することができる非常に簡単な
指標が”学歴”なんだと。


大学へ入学すると様々な人間と出会う機会が増えた。
大学生活が2年も過ぎた頃、高校時代の同級生から突然連絡がきた。
実力もないくせに何かと私に対抗心を持った人で、とても嫌な女だったが
信じられないくらい低姿勢で会いたいと言うので会ってみることにした。

彼女、cafeで会って早々
「どうしても会って貰いたい人が居るの!」と言い出した。
とてもお世話になってる人に私のことを話したら、どうしても会いたいと言われたとかで
いつもプライドの高かった彼女が必死に頭を下げてくる。
あっさり断ろうと思ったが、よほど切羽詰まっているのが丸分かりだった。

「じゃあ、その人に会ってあげるから、今まで私にしてきたことを、そこで土下座して償ってよ」

「え?」そう声を漏らしてから、彼女の顔はみるみる青ざめていった。

冗談だよw
と言おうと思ったのだけど、残念なことに彼女の方が素早かった。
彼女は有名ブランドのスカートが床に付くのを気にしながら、
ゆっくりと私の足元に跪いた。
後で分かったことだが、彼女はその人に多額の借金をしていたのだ。

いずれにしろ、散々嫌がらせをされた憎らしい女に衆人の前で土下座をさせたのだ。
そうまでされたら、溜飲も下がるし、私だって知らんぷりはできない。
その翌日、さっそく彼女に促されて
IT企業を経営しているという小洒落た男と会った。
彼女の顔を立てた訳ではないが、
その後、その男こそが、この私の”初めて付き合う彼氏”という名誉を得ることになる。

付き合いだしてから分かったことだが、彼氏は大卒ではなかった。
地方の高等専門学校を卒業後、IT企業に数年勤めてから会社を興して、成功したそうだ。
そのせいか分からないが彼氏は漢字をあまり読めなかった。
堅苦しい文章を一緒に目にすることはあまりなかったが
普通の文でも頻繁に読み違いをする。
何度か指摘すると「はいはい、東大生は流石ですね」と嫌味を言われるので止めてしまったが
彼氏は、とても自尊心が高く、学歴コンプレックスが強いようだった。
「優秀な俺様が“大学を出ていないだけ”で評価が低いのは納得がいかない」
というのが口癖だった。

彼は「東大に行ってる美人の彼女がどうしても欲しかった」などと
事あるごとに言うくせに、文系の私をよく馬鹿にした。
恐らく、それもコンプレックスの裏返しなのだろうが、
「文系の人間は理論的ではなく頭が悪い」
「文系なら大学行っても意味がない」などと言う。
そのくせ、理系についても
「大学で無駄な時間を過ごすよりも、自分のように技術を身につけて早く稼いだ方が賢い」
などと、発言の矛盾にも気付かずに、偉そうに言う。

一事が万事、そんな感じの彼氏だったので、まともに付き合うのが馬鹿馬鹿しくて
当然、セックスは無し!だった。
一度、強引に抱かれそうになったのだけど、「結婚するまでダメ!」と叫んで暴れたら、
「え?処女なの?」なんて間抜けな声を出して、「うん」と頷いたら、あっさり引いてくれた。
しかし、余程やりたかったのか、その後すぐに、
ダイヤの指輪なんか用意して「結婚しよう」なんて言い出すから、速攻で別れてあげた。

その後も、様々な男達に口説かれたが、ビビッと来るような人は到底居なかった。
いつしか、私は下らない男達をこっぴどく振って、そのプライドを傷つけて愉しむといった悪趣味なことをするようになっていった。
『あ!これは告られるな』と思えば、なるべく人混みの中を選んで告白させて
大きな声で人格批判をしてから振ってやるのだ。
なぜか土下座をさせるのが病みつきになっていたこともあって、、
大学で皆が居る前で「土下座したら付き合ってあげる」などと言ったことさえあった。

しかし、大学4年の時、転機が訪れる。
悪趣味な私にも、とうとう運命的な出会いってやつがやってきたのだ。
その男、猛(たける)は、
学歴こそ私には及ばないものの、純粋な頭の良さでは私と遜色なく、
家柄、人柄、とくに見た目が抜群に良い男だった。
お互いが完全な一目惚れで、すぐに付き合うことになった。

しかも、大学卒業後、公務員に決まっていたにも関わらず
私達は、すぐに結婚することになった。

私はどうしても国家公務員になって、母に楽をさせてあげたかった。
しかし、外務官僚だった義父から
「美佐さんみたいな美人は絶対にやめた方が良い、官僚世界は色々泥臭い部分もある、
 息子のために頼むからやめてほしい。国ではなく息子を支えて家庭を守って欲しい」
と言われ
「お母さんにも仕送りして構わないから、お願いだ」と頭を下げられたら、流石に、どうにもならず
私は渋々専業主婦になった。

結婚後は、
待望だった一人娘の薫も生まれ、順風満帆な結婚生活だったが
唯一、義母とあまり良い関係が築けていないことだけが心配だった。
義父が東大の後輩だからと私のことを非常に可愛がってくれただけに、よけい義母が冷たく感じられたのだ。

しかし、その義母との仲も娘の薫の幼稚園受験で一気に解決した。
「私、女の子ができたら、どうしても私と同じ学園に行かせるのが夢だったの。でも男の子しかできなくて諦めてたのよ」
「まさか薫ちゃんが、おばあちゃんと同じ学校に行ってくれるなんて、こんな嬉しいことはないわ・・・美佐さん、本当にありがとう」
そう嬉しそうに涙ぐむ義母の顔を見て、私は夫に言われるままに、薫の進路を決めて良かったと心から思った。
それからは、義母と、そして
夫の上司や同僚の娘も同じ幼稚園を受験するということだったので、皆で協力して受験にあたった。
面接は非常に緊張したが、自分なりに上手くこなすことができた。
夫の上司や同僚達も確かな手ごたえがあったようで、私達は早々に前祝いをあげた。

しかし、入試から5日後

「●●薫さんのお母様ですか?薫さんの入園試験のことで、折り入ってお話があるのですが、、、」

(次章 初めての屈辱 涙のゲラゲラポー)

テーマ : 人妻・熟女
ジャンル : アダルト

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美佐

Author:美佐

某サイトに投稿してたものを若干の加筆修正を行いながら
ひっそりと続きを投稿していきます。
完結を目指します!

当然ですが全てフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは全く関係ありません。

※性的描写は少ないですが大人の恋愛がテーマであるためゼロではありません。
 一応、18禁です!

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